2020.05.25
弊社は2019年2月に厚生労働省職場表彰で「キラリと光る職場表彰」を受賞したことをキッカケに、更に働き方改革や従業員待遇改善等を進めたいと考え取組みました。
まず初めに取組んだのは「社員の意識改革」です。勤務の取扱いについて学ぶことにより、社員自身にどんなメリット、デメリットなどがあるのかを認識してもらいました。その上で休日振替や有給を使いやすくするなど制度改革を進めました。
若年者や経験の浅い社員の年休が少ないことや、勤務扱いの運用について理解するまでに数か月かかりました。このため独自取組みの一つでもある会社独自有給の創設や、勤務運用しないために発生するデメリットを数値で見える化して意識改革に取組ました。
このほか工期が迫ってきたり、工事指定日があるためにどうしても休日勤務が発生してしまうことも悩みの種でした。
社員の意識が変わったと思います。これまで勤務指定についてあいまいな部分があったところをきちんと勤務指定(明示)するようになったことや、有給を積極的に取得するようになったこと、人員不足の現場には全体で要員調整することがあたりまえになりました。
今後はこれまでの取組継続に加えて、様々な施策を実行することで企業価値を向上させ、従業員とその家族が会社や自分の仕事に誇りをもち、安心して働ける職場を形成し、施主の期待に応えるとともに鉄道の安全安心に継続して貢献することを目指します。
今後の取組みとして考えていることは次のとおりです。
・時間外労働の更なる縮減、現場作業の機械化推進、運用効率の高い組織改編、パワーアシストスーツ導入による作業負荷軽減、安全装置付社有車導入(交通事故防止)など
会社名 | 東軌工業株式会社 |
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創業 | 1997年 |
従業員数 | 70人 |