2020.06.17
有給休暇取得率が低かったため(20%程度)
→ 有給休暇取得率が低い原因
有給休暇を取得すると取得した社員の仕事がそのままとなり滞る → 休めない(悪循環)
仕事の進め方が「個人商店化(組織として機能していない状態)」しており、別な社員がなにをしているかわからない(わかろうとしない、わかる必要がない)状況を改善したかったため
→ 個人で完結する仕事がほとんどないにも関わらず、ほかの人の仕事は自分には関係ないというのが当たり前になっていた
多能工化 → 新しい仕事を覚えるために時間の確保(教える側・教わる側両方)
自分の手が空いた時に「仕事が滞っている社員のサポート」を当たり前にした(月曜日のミーティングにて管理職が調整)
時間単位の有給休暇制度の導入
朝型勤務(時差出勤)の導入
個人の机の廃止、フリーアドレスの導入
「自由な金曜日」の導入
自由な金曜日とは、会社にきてなにをしてもよい(ほかの人に迷惑をかけなければ遊んでてもよい)、自分のスキルアップや仕事でうまくいかなかったところの振り返り等に時間をつかってもよいし、もちろん有給休暇を取得してもよい日
全員協力して予定を前倒しして仕事をすすめられると月に一日くらい週末に余裕ができるのでその日を「自由な金曜日」と設定した。
仕事のすすめ方が今までと大きく変わるので一部社員から「今のままでいいのでは・・・」と不満の声がでた
仕事の途中で引継ぎ等を行うためしっかりコミュニケーションをとることが必要となった。
有給休暇取得率97%達成(2019年)
みんな有給休暇をとらないから「とらない(とりづらい)」
→ みんな有給休暇をとるから「とる(とりやすい)」へ意識が変わった
個人商店化の解消(組織として機能する)に10年かかりました。
個人の都合(ほかに時間をつかいたいことがある)や家庭環境に対応するため働き方を選べるようにしたい
(具体的には正社員だけど週3勤務、週4勤務、時短勤務など)
副業、兼業の推進(スキルアップや今の仕事と相乗効果があるものだとさらに望ましい)
会社名 | 和光技研工業有限会社 |
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創業 | 昭和52年4月30日 |
所在地域 | 柴田町 |