2021.07.30
ワークライフバランスの実現によって生活の質向上、その結果仕事の質向上につながると考え取り組みました。
また、中小企業のDX化を推進する企業として2021年3月に経済産業省から「DX認定事業者」に認定され、DX化推進の一端として「まずは自分の会社から」と、働き方改革への取り組みが加速されました。
働き方改革への取り組みは「制度」+「IT化」+「人材育成」が必要と考えます。制度だけ整えるのではなく、実際に生産性を落とさないために全面的なデジタル化にシフトする必要があります。
取り組みにおける主な施策は以下の通りです。
【制度】
・フリーワーク制度:1日のうちで5時から22時の間で自由に就業時間(8時間)を設定できる制度
・時間単位の年次有給休暇:1時間単位で有給取得が可能な制度
・健康経営の推進(健康経営優良法人「ホワイト500」の認定(2021年3月))
【IT化】
・ペーパーレス化:電子認証の導入によるハンコレスを推進。社内会議を中心に「紙」の使用禁止
・TV会議:会議やミーティングは全面的にTV会議にシフト ・全社員にiPhone、モバイルPC、Wi-Fiルータの貸与。勤怠管理もモバイル化 ※iPhone、モバイルPCは以前より貸与
・「DX認定制度 認定事業者」に認定(2021年3月)
【人材育成】
・e-learningの活用促進(社内研修、商品知識、資格勉強等)
・資格取得の促進(DXアドバイザー、ITパスポート、ビジネス統計スペシャリスト)
元々全社員にiPhone、モバイルPC、Wi-Fiルータを貸与しており、大きく苦労したことはありません。
テレワークが推奨されるようになっても違和感なく業務を継続することができましたが、全面的なペーパーレス化を図った時は仕事の進め方に工夫を要しました。
具体的には1年前と比べて残業時間の減少、有給取得率の向上につながり、明らかに社員の業務に対する集中力が向上しました。また、今回たまたま産休に入る女性社員がおり、上記内容を活用することにより本人も会社としても、「取り組んできて良かった!」と実感することができました。産休明けも無理なく復帰できると思います。
他、働き方改革の一環で取り組んだペーパーレス化により、コピーを印刷する枚数が一年前と比較して7割減少しました。ペーパーレスの効果によりコスト削減や生産性の向上はもちろんのこと、環境問題にも寄与できていると思います。
実戦型コンサルティングを生業とする弊社としては、まずは自社で実際にやってみて、成功したノウハウを地域の企業様に広めることを目指します。
特に中小企業経営においてデジタル化による生産性向上は大きな課題となります。働き方改革を通して生産性向上につなげること、1社でも多くの企業へ利益につながるサポートができたらと考えます。
会社名 | 株式会社フォーバル 東北支社 |
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創業 | 1980年 |
従業員数 | 1966名 |