優良企業の紹介

従業員全員参加で働きやすい職場をつくる
ひとりひとりの人生をバックアップできる社内環境づくり

株式会社サイコー

  • #年次有給休暇の計画的付与
  • #リフレッシュ等休暇
  • #コミュニケーション改善
  • #オフィス改善
  • #女性活躍
  • #若手活躍
  • #育児・介護との両立
  • #高齢者雇用
  • #障がい者雇用
  • #スキルアップ

お話をお伺いした方

  • 代表取締役/齋藤孝志さん
    「会社は私のものではなく、皆のものです」
  • 人事広報部/小幡秀樹さん
    「小さな積み重ねで良い循環が生まれています」
  • 人事広報部/釜萢俊介さん
    「自分自身が会社にいる時間を楽しく感じています!」
  • 人事広報部/土田まなみさん
    「チャレンジを後押ししてくれる環境です」
  • 人事広報部/千葉睦実さん
    「仕事だけでなく、人生にも目標を持って働くことができています」

地域住民に親しまれる「チリ紙交換」からスタートし、現在は「自然にやさしく、明るく豊かな未来を創造していくエコロジー産業」を志向し、そのための事業に取り組む「株式会社サイコー」。限りある資源を活かすこと、それを地域の課題解決につなげることを両輪で考える姿勢が評価されている企業です。共に働いてきた従業員の存在が無ければこの飛躍はなかったと代表取締役の齋藤さんは語ります。ひとりひとりが主体的に取り組むベースにはどんなことがあるのか。皆さんの生の声から探ってみました。

Interview企業インタビュー

Q1様々な優れた取り組みをされてきているとお聞きしています。これまでのチャレンジについて教えて下さい。

代表取締役社長の齋藤孝志さん

齋藤社長:顧客の要望に応え取扱品目を増やす、仙台市のリサイクル推進に合わせて事業を拡大するなど、がむしゃらに目の前にある課題解決に取り組んできました。時代に合わせて挑戦し、投資を続ける中で、廃棄物を集める仕事から、廃棄物を出す側のお客様サポートに転換した形です。顧客はゴミの回収だけを望んでいるわけではなかった。廃棄物や資源物の適切な処理を代行することで、企業活動をサポートしてきました。

2010年に始まったRPS(リサイクルポイントシステム)は地域の課題解決のために始まった事業です。少子化や共働きなど働き方の多様化、塾や習い事、スポーツなど子どもの多忙化で子ども会の資源回収が難しくなっていると感じ、紙を集める手段としてスーパーとのタイアップで受け皿づくりにチャレンジ。現在は宮城県内だけでも100店舗を超えています。

社会変化を予測して新たな手段を考え、行動してきましたが、一緒にチャレンジしてくれる仲間が必要でした。アイディアを実効性のあるものにできたのも、社員の皆さんがそばにいてくれたおかげです。

Q2細やかな取組みがたくさんあり、「みやぎ働き方改革実践企業」認証に繋がっているようですが、どのように進めてきましたか。

「サイコー・グッドニュース」

小幡秀樹さん:実践企業紹介では野菜づくりプロジェクト「はぴねっと」、社員同士が褒め合う仕組みに繋がった「サイコー・グッドニュース」、業務改善レポート「ワンステップ・レポート」、人事評価制度、家族手当の見直し、高齢者と障がい者の雇用について紹介しました。
例えば「サイコー・グッドニュース」は2010年に始まった「CD(顧客感動)委員会」の取り組みのひとつで、お客様が喜んだ、社員ががんばっていた、など出来事があった際に用紙に記入し、毎月集約するシステムです。事故やクレーム等の緊急性の高い情報の伝達手段はもともと社内にもありましたが、この取り組みで良いニュースを全体で共有できるようになりました。2013年に立ち上がった「情報発信委員会」では社員紹介ページも作られ、社員自らインタビューをして記事をまとめています。取材者の能力向上はもちろん、お客様、家族や友人などから「記事見たよ!」などの声を頂き、多様なコミュニケーションにも繋がっています。
このように、小さなチャレンジを積み重ねてきたという感じです。それが社内外から評価されると嬉しい、次はどう喜んでもらおうかと考える、という良い循環で進んでいると思います。

人事広報部の小幡秀樹さん

齋藤社長:会社は私のものではなく、社員皆のものだと思っています。それぞれの役割を担いながらも、温度感は一緒でありたい。あまりコストに反映しないことをたくさんやっていますが、良いことを見つけ合えるシステムが欲しかったんです。 ほかにも「こんなことやろうよ」という声は日常的に上がっていて、社員同士で決めたり、委員会に任せたりしながら皆で職場環境づくりをしています。

小幡秀樹さん:仙台市の「若者アワード」への協賛によって、若い力を借りて何かできないかということも考えるようになりました。社内だけでなく、社会に目を向けて課題解決を意識していきたいと感じています。

Q3働き方改革の成果として離職率の低下を上げていますが、他に成果に繋がっている取り組みはありますか。

所属部署以外の上長との面談の様子

齋藤社長:弊社の個別面談はふたつの特徴があり、それも離職率低下につながっていると思います。ひとつは個別の目標設定です。この目標設定をきっかけに、業務に対することだけでなく、個人の人生についても長いスパンでビジョンを描けるようになった社員がたくさんいます。もうひとつは社員本人の所属部署以外の上長との面談であるということです。部署が違うことで、面談する側も適度な距離間で話を聞くことができ、社員も安心して悩みを話すことができる。特に新卒は月2回の面談で一定期間丁寧なヒヤリングをします。

繰り返し面談をすることで、ちょっとした悩みも吸い上げることができ、それぞれの個性も分かってくる。上司の言うことがすべてが正しいとは限らないし、ミスがないわけでも無く、立場を超えて分かり合うことで組織が作られていくということを多くの社員が認識してくれていると感じています。

千葉睦実さん:面談では人生のバックアップをして頂いていると感じています。働くという視点だけでなく、自分の人生の軸として、未来に目的を持つことができる環境があります。育児休暇のような様々な制度を有益に利用している先輩も多く、長く勤めていけるイメージをしっかりと持つことができます。

人事広報部の(左)土田まなみさん(中)千葉睦実さん(右)釜萢俊介さん

土田まなみさん:私は転職という形で半年間この会社を離れ、別な分野にチャレンジすることができました。戻る時は不安もありましたが、同期の仲間との繋がりや温かく迎えてくれた会社の空気に助けられました。復帰後も皆さんと分け隔てなく仕事を与えて頂き、自分でも生き生きと仕事ができていると感じています。

齋藤社長:若い社員がチャレンジするなら後押ししたい。新しい環境で活躍したり、また望んで復帰したり、そのようなことが自然体でできる関係性でなければならないと感じています。

釜萢俊介さん:社員同士の仲の良さはサイコーの宝です! 価値観が共有されていて、共に喜び、笑い合うことができる。会社が社員を大切にする姿勢があるからこそ関係性が良くなる。「良い会社だよ」と胸を張って言えることが誇りです。

Q42020年度よりホールディングス化されたとお聞きしました。これから目指していくことをお聞かせ下さい。

齋藤社長:時代が刻々と変化する中で、我々が持っているリソースでやれることがたくさんあると感じています。ホールディングス化により総務や経理、広報などのバックオフィス機能の一本化と各事業会社が事業運営に集中できるようサポートすることはもちろん、グループの全体像や自分たちの可能性を俯瞰して見ることで広い視野で新しい事業モデルの構想ができるはずです。 経営企画室をどんどん動かして新規事業の立ち上げに力を注ぎ、社員と喜びを分かち合いながら、より多くの課題解決に取り組んでいきたいと思います。

まとめ(編集後記)

社会の役に立つ仕事であること、会社の一員として役割があることのふたつに大きな力がそそがれ、それが個々のモチベーションに直結していると感じました。仲間を信じて任せること、企業として自分たちの力を信じること、その可能性を臆することなく社会に開いていくことの清々しさを感じさせて頂いたインタビューでした。