優良企業の紹介

より楽しく、より柔軟に働ける環境を目指したことが力に
ひとりひとりの温かな思いを形にする働き方改革

株式会社西條設計コンサルタント

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お話をお伺いした方

  • 代表取締役社長 西條祐樹さん
    「人間は100%の思いを伝えるのが難しい生き物。対面に勝るものは無いと考えています」
  • 業務部測量用地課課長 遠藤誠さん
    「リーダーシップなどは特になく、皆が自然と声を上げる場が整っていると思います」
  • 業務部測量用地課課長補佐 佐々木基之さん
    「入社した時に比べて社員の間柄に上下は無く、いつの間にかそのようになっていました」
  • 総務部課長 須田貴之さん
    「温かなコミュニケーションをより磨いて、若い人にも選ばれる企業になっていければと思います」
  • 業務部設計課アシスタント 菊地真優さん
    「若い仲間が増えて一緒に育っていける環境をつくりたい。会社のPRにも注力したいです」

「未来の地図を描く」をキャッチフレーズに、より良い社会を次世代に繋げたいという思いで、社会資本の整備や維持管理に関わる測量や建設コンサルタント業務を手掛ける「株式会社西條設計コンサルタント」。2013年、西條さんが2代目として社長に就任以来目指し続けてきた「時代に合った経営」がそのまま「働き方改革」に繋がっていると言います。
事実をしっかりと見つめ、ひとつひとつ正直に、丁寧に説明しながら、実態に合った改革を進めてきたとのこと。どこまでも人を大切に、思いをオープンに語って、着実に理想を形にしてきたその様子や背景についてお伺いしました。

Interview企業インタビュー

Q12013年から働き方改革に取り組んでおられます。これまでどのような思いで進めてきたかお聞かせください。

「ただ正直に、間違っていたことはお詫びして、改めることをしてきただけです」と西條社長

西條祐樹さん:東日本大震災の経験、2020年にうつ病を発症した社員が出たことなど、気付きをもたらす出来事がいくつかあり、それが働き方改革に取り組むきっかけや見直しの機会となりました。働くことは生きる目的ではなく、幸せに暮らしていくための手段のひとつであり、会社が人で成り立っているという実態を見つめると、ひとりひとりの幸福を真剣に考えることが必要だと考えました。
例えば時間外労働が多いことについて、会社としてあまり向き合ってこなかったし、働く人たちもそんなものだと思っていたと思います。一方で、自分自身このまま定年まで働き続けられるのかという不安があったことも事実。持続可能な未来をつくるために、実態を明らかにして修正していく必要があると思いました。「会社が今までやってきたことに実は間違っている部分もあった」と丁寧に伝えながら、正しいところに着地したいと思い、続けてきました。
2021年度には宮城県で企画して頂いた「みやぎ若者等人材確保・定着支援プロジェクト」に一年間、ほぼ全員で参加しました。講師の方に「社員のみなさんは積極的に参加し、発言もしていて、すごく良い会社ですね」と言われたことがとても励みになりました。この時は1年間で80時間、みんなで仕事をやりくりして参加。その時間分仕事が滞ったかというとそんなことはありませんでした。みんなで参加して社内の空気が変わったことは何よりの収穫だったと感じています。

Q2働き方改革によって、どのような変化を感じていますか。

「世代や部署を越えて相談できる環境」という、須田さん(左)、菊地さん(右)

佐々木さん:正直なところ、働き方改革に取り組んできたという意識はあまりありません。パッと思い浮かぶのは休日が増えたことですね。同業者と話した時などに、業界の中では休みが多いと実感することがあります。安心して休める要因のひとつとして、仕事を属人化せず、チームでやるようになったこともあると思います。

須田さん:働き方改革以前は、休日は105日の設定でしたが、現在は土日祝日が休みなので120日は確実に超えます。年間10日以上休みが増えていることになります。

遠藤さん:休みが週1日だった時にはできなかったことが出来たり、趣味の時間にあてたりすることができます。子どもの送迎を積極的に引き受けたり、一緒に遊んだりもできるようになりました。授業参観の日などは仕事より優先して休みを取るようにもしています。

菊地さん:こちらに転職して2年になります。週末にしっかり休めるようになり、家族と過ごす時間が増えました。有休が残っていると声をかけてもらえたり、子どもがいる人も気軽に相談していたり、休みを取りやすい雰囲気があると思います。

Q3相談しやすい環境はどんなことから実現していると思いますか。

1998年入社の遠藤さん(左)、2003年入社の佐々木さんは「社内の雰囲気が変わったことを実感している」とのこと

遠藤さん:「みやぎ若者等人材確保・定着支援プロジェクト」に参加した際に学んだことがきっかけとなって「雑談」によるコミュニケーションが定着しました。それまで雑談は良くないこと、周りの迷惑になることという意識だったのですが、大事なコミュニケーションという意識転換になったことはとても大きかった。
初めは意図的に雑談をするところから始まって、今は自然なコミュニケーションとして定着しています。会社全体の雰囲気作りを率先してやりたいという気持ちがより出てくるようにもなったと思います。

佐々木さん:話題は幅広いですね。プライベートな会話から仕事の話に繋がることもあります。

菊地さん:初めはただの雑談だったものが、徐々にコミュニケーションに変化したのではないかと思います。

Q4働きやすい職場が実現されていることが分かりました。今後実現したいと思っていることがあればお聞かせください。

須田さん:雰囲気は確かに良くなっていますが、自分達が働きやすくなること以外にも、まだまだできることがあるとも感じます。今後は若い人にもどんどん入って欲しい。そのためにより魅力ある会社になっていくことを目標にしたいですね。

佐々木さん:今まで人材育成が苦手だったということも言えます。ちゃんと人が育つ環境になって、技術がしっかり継承されながら、積みあがっていける会社を目指せるようになりたい。

菊地さん:設計部門はベテランと若手の間の層の人材が少なく、自分が次世代を育成する立場になるのはそう遠くない。皆に助けてもらいながら、そのプレッシャーを乗り越えていきたいです。

西條さん:若い技術者を育成するために、あえて仕事をセーブすることもしています。人に時間をかけていくことをより大事にできるようになっていければと思っています。会社は働きやすさ、風通しの良さなどを整えることしかできません。実際に頑張ってくれるのはチームです。

まとめ(編集後記)

皆さんのお話はどなたも最後人材育成に着地し、同じ方向に進んでいることが伝わりました。その背景にはきっと「雑談」があり、同僚としてだけでない丸ごとのその人を見ようとする意識が社内の関係性を作り、安心して新しい仲間を受け入れられる空気に繋がっているのかもしれません。人づくりについて、新しい視点を頂くことができた取材でした。